溺れてみたいほどの… 作:月原柘榴

今宵の海は、とても穏やかです。

いつか波風が立つかもしれませんが、それでも私は…「溺れていい」と思えます。

なぜって?…なぜでしょうね。

それは、私と海だけが知っている秘密です。

秘密を知りたかったら、この海に溺れたらいいかもしれませんね。

…でも、ミステリアスなのも、素敵でしょ?


ほら、海の魔女に絆されてしまいなさい。

ジパング

黄金の国ジパング… それは、ちょっとしたお話で生まれたタネ。 当HPでは、とある物書き集団が紡ぎだす声劇台本を掲載しています。 利用規約を読んだ上で、気軽にご利用いただけたら幸いです。